大学別受験対策

名古屋大学合格者が教える!名古屋大学の入試傾向と対策

名古屋大学対策

本ページは、名古屋大学の受験生へ向けて名大の入試情報・入試傾向・入試対策が書かれています。

本ページの特徴は、名古屋大学を受験し実際に合格した「現役名大生」に、対策方法を直接聞いたことです。彼らは受験期に名古屋大学の入試を毎日対策し、合格を勝ち取った名古屋大学入試のプロです。

数ある対策方法の中でも非常に信頼性があり、具体的な対策方法となっております。最後には現役名大生から、名古屋大学の受験生へ応援メッセージもありますので、ぜひご覧ください。

以下、入試科目・試験時間・配点等の情報は全て「2022年度入試要綱」より抜粋しています。最新の入試情報は、名古屋大学HP等でご確認ください。

名古屋大学の入試情報を網羅

ここでは名古屋大学の試験時間・学部学科別の入試科目・配点などの最新入試情報を網羅してご紹介します。

名古屋大学の入試科目と科目別試験時間

以下が名古屋大学の入試科目とそれぞれの試験時間となります。

国語

  • 文学部・教育学部・経済学部:105分
  • 理学部・医学部・農学部:45分

数学

  • 文学部・教育学部・法学部・経済学部・情報学部(人間・社会情報学科/数学選択):90分
  • 情報学部(自然情報学科、コンピュータ科学科)・理学部・医学部・工学部・農学部:150分

理科

  • 情報学部(自然情報学科):75分
  • 上記以外の該当する全学部学科:150分

外国語

  • 該当する全学部学科:105分

地理歴史

  • 該当する全学部学科:90分

小論文

  • 該当する全学部学科:90分

名古屋大学の学部/学科別の入試科目・配点

以下が各学部・学科の入試科目と配点になります。該当する学部/学科をお選びください。

文学部
  • 英語・・・400点
  • 地理歴史(世界史B・日本史B・地理Bから1つ選択)・・・200点
  • 数学(数学1A・数学2B)・・・200点
  • 国語(国語総合・現代文B・古典B)・・・400点
教育学部
  • 国語(国語総合・現代文B・古典B)・・・600点
  • 数学(数学1A・数学2B)・・・600点
  • 英語・・・600点

法学部
  • 数学(数学1A・数学2B)・・・200点
  • 英語・・・200点
  • 小論文・・・200点
経済学部
  • 国語(国語総合・現代文B・古典B)・・・500点
  • 数学(数学1A・数学2B)・・・500点
  • 英語・・・500点
情報学部

○自然情報学科

  • 数学(数学1A・数学2B・数学3)・・・400点
  • 理科(「物基/物」・「化基/化」・「生基/生」・「地学基/地」から1つ選択)・・・300点
  • 英語・・・400点

 

○人間・社会情報学科

  • 地理歴史(世界史B・日本史B・地理Bから1つ選択)・・・400点
  • 数学(数学1A・数学2B)・・・400点
    ※地理歴史・数学のどちらかを選択
  • 英語・・・700点

 

○コンピュータ科学科

  • 数学(数学1A・数学2B・数学3)・・・500点
  • 理科(「物基/物」必須、「化基/化」・「生基/生」・「地学基/地」から1つ選択、計2科目)・・・500点
  • 英語・・・300点
理学部
  • 国語(国語総合・現代文B)・・・150点
  • 数学(数学1A・数学2B・数学3)・・・500点
  • 理科(「物基/物」・「化基/化」・「生基/生」・「地学基/地」から2つ選択)・・・500点
    ※ただし、物理基礎/物理・化学基礎/化学のいずれかを含む
  • 英語・・・300点
医学部

○医学科

  • 国語(国語総合・現代文B)・・・150点
  • 数学(数学1A・数学2B・数学3)・・・500点
  • 理科(「物基/物」・「化基/化」・「生基/生」から2つ選択)・・・500点
  • 英語・・・500点

 

○保健学科

  • 国語(国語総合・現代文B)・・・150点
  • 数学(数学1A・数学2B・数学3)・・・500点
  • 理科(「物基/物」・「化基/化」・「生基/生」から2つ選択)・・・500点
  • 英語・・・500点
工学部
  • 数学(数学1A・数学2B・数学3)・・・500点
  • 理科(「物基/物」・「化基/化」)・・・500点
  • 英語・・・300点
農学部
  • 国語(国語総合・現代文B)・・・150点
  • 数学(数学1A・数学2B・数学3)・・・400点
  • 理科(「物基/物」・「化基/化」・「生基/生」から2つ選択)・・・600点
  • 英語・・・400点

現役名大生が教える!名古屋大学の科目別入試傾向と対策

続いて、現役名大生が自身の合格経験から入試傾向と対策をお伝えします。

信頼性の高い入試対策をご覧ください。

英語の傾向と対策

現役名古屋大学生S様による英語の入試傾向と対策

英語は2年前くらいまで、英作文が和文英訳となっており、自由英作文は出ませんでしたが、近年自由英作文なども出るようになり、形が変化してきています。

長文はかなり長いので、長い文章をしっかり読みきれるようにしておくことが必要です。

また、記号問題から英文和訳、英語の質問に英語で答える問題など幅広く出題されますが、日本語で書く量が他大に比べて多くなっています。

対策としては、名古屋大学の過去問を解く以外に問題の形が似ている神戸大学の過去問をやることも効果的です。

また、毎年、かなり出題の形が変わっていってるようなので、余裕がある場合には旧帝大の過去問にある程度触れておくと、本番傾向が変わっても安心です。

対話文の問題は基本的に簡単で点数もとりやすいので、英作文と対話文ではない長文を読む練習を積み重ねておくことが大事です。

現役名古屋大学生K様による英語の入試傾向・対策

京都大学のような複雑な英語の文章は出てきませんが、難関大レベルではあるので単語や文法は完璧に仕上げておきましょう。

単語に関しては2000語は最低でも覚えておくと安心です。

名大英語のメインの得点源となるのは長文問題なので、対策は主に長文問題に重点をおくと良いでしょう。

長文問題のテーマとしては前年度出版された雑誌を使っているようで、文化・教育・環境など広い分野から出題されます。

対策法としては「パラグラフリーディングを身に着ける」ことが挙げられます。

1段落を読み終えるごとに自分の言葉で段落をまとめておく癖をつけると良いでしょう。

最後に差がつくのが和文英訳です。

そのまま英語に訳すのではなく、臨機応変に英語を使えるようにすることが重要です。

自由英作文における文章は、ほとんどが例文の組み合わせで解けるようになっているので100文くらい覚えておくと良いです。

文系数学の傾向と対策

現役名古屋大学生K様による文系数学の入試傾向・対策

おそらく文系にとって一番差が開きやすいため、最も重要な科目となっています。

毎年問題が三問しか出題されず、一問一問の配点がとても大きいので注意が必要です。

また、文系にしては計算量なども多いため、時間的にも厳しくなります。

確率の問題がほとんどの年で出ており、毎年確率漸化式が出ることが特徴です。

また関数の微分、積分などの問題も出やすくなっています。

ベクトルなど出ない問題もありますが、一問一問の配点が大きいため、基本的にはどの分野の問題が出ても、人並みには点数をとれるようにしておくことがマストです。

基本的には、名大の過去問を手に入るだけやっておくことと、名大オープンの過去問なども手に入るだけ見ておくべきです。

どの分野においても基礎を定着させておくことが大切です。

理系数学の傾向と対策

現役名古屋大学生S様による理系数学の入試傾向と対策

確率、数列、微分法・積分法(数Ⅲ)が頻出で、整数問題の出題も例年は多くなっています。

後半に難易度の高い融合問題が出題されます。

設問の意図を読みとって解答を組み立てて記述する力と、正確で迅速な計算力などの総合力が大事です。

第1~3問は完答を目指して第4問は解けるところまで解く、という方針をお勧めします。

この時にあせって1つの問題に時間をかけ過ぎず取捨選択する力も必要になります。

名大は標準的で特殊な解法を必要とする問題はあまり出題されない傾向にあるので、まずは典型的な問題の解答を網羅しましょう。

そこで、まずはチャートなどの辞書型の問題集で解法や公式の知識における穴を埋めることが必要になってきます。

その後に頻出である微分積分法と数列に関しては有名関数(例えばサイクロイドやカテナリー曲線)、有名数列(例えばフィボナッチ数列)などの導出過程や知識に触れておくと良いでしょう。

国語の傾向と対策

現役名古屋大学生K様による国語の入試傾向と対策

名大の国語は漢文のラストの要約問題が時間がかかり、時間的に難しいことが特徴です。

現代文は45分、古文は30分、漢文は30分という時間配分でやるのが基本ですが、個人的には現代文をできるだけ早く解いて、古漢にしっかり時間を残す、または、古漢を先に解くなどの工夫が必要だと考えます。

また、古文は俳句や短歌などの訳す問題が出やすく、ほぼ毎年出題されている感覚があります。

基本的にできない人は多いと思いますが、縁語、掛詞など、俳句などの基本的なルールは正しく押さえておくことが大切です。

現代文は難易度の面で比較的他の大学より難しくありません。最初の漢字の問題でしっかり得点できると安心できると思います。

総合的な対策としては、古文漢文をしっかり口語訳できるように演習していくことが、名大国語で最も大切です。

あとは自分なりの時間配分を見つけることが重要です。

化学の傾向と対策

現役名古屋大学生S様による化学の入試傾向と対策

標準より少し難しいですが、教科書を大きく逸脱するような問題は見られません。

有機の構造推定(構造決定)や生体分子は近年ではよく出題されています。

化学は例年理論・無機化学で3問、有機化学で2問の計5問が出題されます。毎年20~90字の論述問題も出されているので対策をしておきましょう。

理論・無機化学では気圧計算・結晶構造が、有機化学では構造決定・油脂が頻出となっています。

化学はかなり問題数が多いため、いかにスピードよく解き進めていけるかが高得点を取るポイントです。

特に理論化学の計算問題は簡単なことが多いので早めに終わらせると楽になるでしょう。

対策法としては「用語の意味をしっかり押さえておく」ことが挙げられます。

化学用語を文章や日常生活でどのように使われているかなどは理解しておくと良いでしょう。

化学用語を説明できて、過去問で問題に慣れれば大丈夫です。

物理の傾向と対策

対策方法が集まり次第、掲載いたします。

生物の傾向と対策

現役名古屋大学生S様による生物の入試傾向と対策

生物では記述問題・実験考察・空欄補充・計算問題が出題されます。

論述問題・実験考察は量・難易度、共に難度が少し高いものとなっており、その場で問題を理解し答えるというタイプの問題が多いことが特徴です。

しかし、計算問題は典型的なものが多く、空欄補充も基本的な用語を多く問うてきます。

回答の正誤よりも過程を重んじる傾向があるので、論述問題でも結論だけではなくそこに至るまでにどのようなプロセスを辿ったかを述べることが重要です。

大門4個に対して75分で全て回答しなければならず、時間的な余裕はあまりないので、制限時間内で全て回答するには実験考察・記述問題の問題文を素早く読んで要点を理解し、回答を述べる力をつける必要があります。

論述問題や実験考察問題はある程度の数をこなして慣れる必要があるので、名古屋大学の過去問を解いたり同レベルの大学の過去問も解いて実践力をつけると良いでしょう。

地学の傾向と対策

対策方法が集まり次第、掲載いたします。

日本史の傾向と対策

対策方法が集まり次第、掲載いたします。

世界史の傾向と対策

対策方法が集まり次第、掲載いたします。

面接の傾向と対策

現役名古屋大学生S様による面接の入試傾向と対策

看護学専攻の面接は本当に基本的なことしか聞かれませんでした。

志望動機と志望理由書に書いてあった内容について少し触れるくらいで時間的にも10分程度の軽いものでした。

対策としては志望動機をしっかり主張することと、自分が志望理由書に書いた内容を突っ込まれてもいいように自分で聞かれそうな質問を考えてそれに答えられるようにすることくらいで十分だと思います。

同じ名古屋大学の面接を受けていた人に聞いてみたところ、志望理由さえ聞かれず、「高校の頃の部活を聞かれてエアーでそれを表現してみて」や、「高校の頃の制服の話」などのあまり受験に関係ない話をして受かった人達もいたそうです。

もしかしたらセンターの点数でほぼ決まっており、面接で聞く内容の難易度を変えているのかもしれません。

現役名大生から名古屋大学受験生への応援メッセージ

ここまで、現役名大生が、名古屋大学の入試傾向・対策をご紹介しました。

最後に、対策情報を教えてくれた名大生から、名古屋大学を受験する受験生の皆様へ応援メッセージがあります!

現役名古屋大学生S様から名古屋大学受験生への応援メッセージ

学部によって入りやすさはかなり変わると思いますが、出題形式に慣れるとどんどん点数が上がりやすい構成になっていると思うので、こつこつ頑張ってください!

現役名古屋大学生K様から名古屋大学受験生への応援メッセージ

名大の問題は勉強した分だけしっかり成果が出る問題が多いと思うので、頑張った分だけ合格を勝ち取れる可能性が上がるはずです!頑張ってください!

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