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大学別受験対策

現役神大生が教える!神戸大学の入試傾向と対策

神戸大学合格には、神戸大学の入試についてよく知ることが不可欠です。

本ページでは、神戸大学を受験し実際に合格した「現役神大生」が、入試情報・入試傾向・入試対策を紹介しています。

彼らは受験期に神戸大学の入試を毎日対策し、合格を勝ち取った神戸大学入試のプロです。そのため、数ある対策方法の中でも非常に信頼性が高い対策方法となっております。

最後には現役神大生からの応援メッセージもありますので、ぜひご覧ください。

以下、入試科目・試験時間・配点等の情報は全て「2022年度入試要綱」より抜粋しています。最新の入試情報は、神戸大学HP等でご確認ください。

神戸大学の入試科目と科目別試験時間

ここでは神戸大学の試験時間・学部学科別の入試科目・配点などの最新入試情報をご紹介します。

以下が神戸大学の入試科目とそれぞれの試験時間となります。

国語

  • 海洋政策科学部文系科目重視型:60分
  • 経営学部:80分
  • 上記以外:100分

数学

  • 文系学部(文学部・国際人間科学部・教育学部・法学部・経済学部):80分
  • 理系学部(情報学部・理学部・医学部・工学部・農学部):120分

理科

  • 1科目選択の場合:60分
  • 2科目選択の場合:120分

外国語

  • 該当する全学部学科:80分

神戸大学の学部/学科別の入試科目・配点

以下が各学部・学科の入試科目と配点になります。該当する学部/学科をお選びください。

文学部

外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択)・・・125点
文系数学(数学1A・数学2B)・・・75点
国語(国語総合・現代文B・古典B)・・・150点

国際人間科学部
  • グローバル文化学科

国語(国語総合・現代文B・古典B)・・・160点
数学(数学1A・数学2B)・・・80点
外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択)・・・160点

  • 発達コミュニティ学科

国語(国語総合・現代文B・古典B)
理科(物理・化学・生物・地学)
※国語・理科のうち1科目選択・・・150点
数学(数学1A・数学2B)・・・75点
外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択)・・・175点

  • 環境共生学科

※文化系受験の場合
国語(国語総合・現代文B・古典B)・・・150点
数学(数学1A・数学2B)・・・100点
外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択)・・・200点

※理科系受験の場合
理科(物理・化学・生物・地学)から2科目選択・・・200点
数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・150点
外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択)・・・200点

  • 子ども教育学科

国語(国語総合・現代文B・古典B)
理科(物理・化学・生物・地学)
※国語・理科のうち1科目選択・・・150点
数学(数学1A・数学2B)・・・75点
外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択)・・・175点

法学部

国語(国語総合・現代文B・古典B)・・・150点
数学(数学1A・数学2B)・・・75点
外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択)・・・150点

経済学部
  • 数学受験

数学(数学1A・数学2B)・・・400点

  • 英数受験

数学(数学1A・数学2B)・・・200点
英語・・・200点

  • 総合受験

国語(国語総合・現代文B・古典B)・・・125点
数学(数学1A・数学2B)・・・125点
英語・・・150点

経営学部

国語(国語総合・現代文B・古典B、漢文を除く)・・・100点
数学(数学1A・数学2B)・・・100点
英語・・・150点

理学部
  • 数学科

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・180点
理科(物理・化学・生物・地学から2科目)・・・150点
外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択)・・・125点

  • 物理学科

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・150点
理科(物理必須、化学・生物・地学から1科目)計2科目・・・150点
英語・・・125点

  • 化学科

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・150点
理科(化学必須、物理・生物・地学から1科目)計2科目・・・150点
英語・・・125点

  • 生物学科

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・150点
理科(物理・化学・生物・地学から2科目)・・・150点
英語・・・125点

  • 惑星学科

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・150点
理科(物理・化学・生物・地学から2科目)・・・150点
英語・・・125点

医学部
  • 医学科

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・150点
理科(物理・化学・生物・地学から2科目)・・・150点
英語・・・150点
面接

  • 保健学科

※看護学専攻

数学(数学1A・数学2B)・・・100点
理科(物理・化学・生物から1科目)・・・100点
外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択)・・・150点

※理学療法学専攻

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・100点
理科(物理・化学・生物から1科目)・・・100点
外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択)・・・150点

※作業療法学専攻

数学(数学1A・数学2B)・・・100点
理科(物理・化学・生物から1科目)・・・100点
外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択)・・・150点

※検査技術科学専攻

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・100点
理科(物理・化学・生物から1科目)・・・100点
外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択)・・・150点

工学部
  • 建築学科

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・200点
物理と化学・・・150点
英語・・・150点

  • 市民工学科

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・200点
物理と化学・・・150点
英語・・・150点

  • 電気電子工学科

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・200点
物理と化学・・・150点
英語・・・150点

  • 機械工学科

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・180点
物理と化学・・・180点
英語・・・170点

  • 応用化学科

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・150点
物理と化学・・・150点
英語・・・125点

  • 情報知能工学科

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・200点
物理と化学・・・200点
英語・・・150点

農学部

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・150点
理科(物理・化学・生物・地学から2科目)・・・150点
英語・・・150点

海洋政策科学部

※理系科目重視型

数学(数学1A・数学2B・数学Ⅲ)・・・150点
理科(物理・化学・生物・地学から2科目)・・・200点
英語・・・150点

※文系科目重視型

国語(国語総合・現代文B(近代以降の文章))・・・150点
数学(数学1A・数学2B)・・・150点
英語・・・200点

神戸大学の科目別入試傾向と対策

続いて受験生が特に気になる、2次試験の英語・数学・国語・化学・物理における入試傾向と入試対策をご紹介します。

入試情報と同じように受験している姿をイメージしながら読んでみてください。神戸大学受験のイメージがグッと鮮明になります。

英語の傾向と対策

傾向

大問4問構成で、大問1〜3が英語長文、大問4が和文英訳または自由英作文となっています。

難易度は普通〜難と言えるでしょう。難易度に難が含まれている理由は、「時間の厳しさ」にあります。

80分という時間の中で英語長文3題を読解し問題を解き、自由英作文を書くというのはかなりのスピードの読解力・思考力が必要になります。
時間が厳しい、かつ問題自体も簡単ではないため、難易度は高いと言えます。

対策:スピードの訓練

英語の基礎的能力があれば問題は解けるはずです。あとは時間内に解ききれるようにスピードの訓練をしましょう。

スピードの訓練は、実際の制限時間より厳しくして英語長文を解いたり、音読したりすることが有効です。

基礎が不安な人は、一度制限時間を緩くして神戸大学の過去問を解き、点数を出してみましょう。

制限時間を緩くしても点数が低い場合は、まだ基礎能力が足りないと言えます。そのためまずは、英単語・文法の学習を繰り返し行いましょう。

一方点数が足りている場合は、「スピード」の訓練のみが必要となります。上記の基礎能力を繰り返し定着させるほかに、文の流れや構造を意識しながら読解を進めることも意識しましょう。

このように一度過去問を解くことで、自分に足りない能力が何かを見つけることも一つの手です。

数学の傾向と対策

傾向

大問構成は、文系は3題、理系は5題となっています。

難易度は文系・理系ともに普通です。

【文系】

基礎ができていれば問題ありません。だからこそ、必ず得点源にすることが重要です。

標準的な問題を得点源にできるかできないかが合否を分けるため、確実に問題が解けるように基礎を徹底的に固めましょう。

文系では微分・積分が頻出分野です。

【理系】

問題の難易度自体は普通ですが、大問が5つになるので、基礎だけでなくスピードも大切になってきます。

問題をみて瞬時に回答が導けるように訓練しておくことが必要です。

理系は数Ⅲの範囲が頻出です。

対策

頻出分野はありますが、数学に関して神戸大学特有の傾向は特にありません。

そのため、今まで使ってきた参考書を何度も解いたり、模試や過去問で間違えた問題を解けるようになるまで見直したりなど地道かつ確実に基礎を固めていくことが必要です。

頻出分野ばかり対策してしまうと、傾向が変わった時に焦ってしまうので、全ての分野の基礎問題が瞬時に解けるようになることを意識しましょう。

国語の傾向と対策

傾向

大問は全部で3題で、大問1が現代文、大問2が古文、大問3が漢文(経営学部は現代文・古文のみ)となっています。

難易度は普通〜難です。難易度に難が含まれている理由は、英語と同じように、主にスピードにあります。

特徴として、現代文・古文・漢文全てで記述問題を出題する傾向にあります。

さらに問題の難易度自体も普通以上であるため、時間内に問題を解ききることがかなり大変です。

対策:過去問などを何度も解き、スピードに慣れよう

とにかく何度も解き、スピードに慣れることが一番だと考えます。

現代文や古文・漢文では細かいテクニックを使うよりも、何度も解くことによって自分自身が一番早く確実に解ける方法を確立し、そのスピードに慣れ、そのまま本番を迎えることが合格への一番の近道です。

そして、本番と最も近い構成・問題内容である「過去問」を解くことが最も効果的です。

化学の傾向と対策

傾向

大問は全部で4題で、大問1は理論化学、大問2は無機化学、大問3は有機化学、大問4は高分子となっていることが多くなっています。(化学の大問は大まかな傾向となっております。)

難易度は普通〜難です。こちらも英語・国語と同様、特別難しいという問題は出ませんが、他科目と同様、問題を解くスピードが非常に重要です。

60分の中で大問を4つ、しかも計算過程を書かなければなりません(制限時間は学部による)。つまり問題が解ける状態では足りないと言えます。

問題を瞬時に理解し、計算式を簡潔に・論理的に書けるようになることが必要です。

対策:普段から記述を意識!

記述式への対策が必須です。センター試験などで計算を殴り書きし回答にたどり着いていた受験生は、普段から計算過程をわかりやすく論理的に書くことを心がけましょう。

また、どんな問題を解く時も時間を測りスピードを意識してください。

そして過去問を繰り返し解き、スピード感を身につけると同時に過去問でわからない問題がないようにしましょう。

傾向は似ているので、過去問を解くのはとても有効な手段と言えます。

物理の傾向と対策

傾向

大問は全部で3題で、大問1は力学、大問2は電磁気、大問3は熱力学または波動となっています。各大問は4〜5問の小問で構成されています。

難易度は普通〜難です。難易度が比較的高い理由は「全記述式」という形態にあります。

物理もまた、他の科目と同じように問題の難易度は高くありませんが、全記述式のため難しく感じる受験生が多いです。

実際に公式などを暗記して使っている受験生は、「記述式になると解けない」ことがよく見られ、記述式になることにより難易度は考えている以上に上がります。

対策:公式を導き出せるようにしよう

上記のように公式を暗記して使っている人は、公式を理解し、自分で導けるようにしておくことが必要です。

具体的には、

①なぜこの公式が導かれるのか、教科書(参考書)を読んで理解する

②公式を利用するときは、公式を導き出してから問題を解く

③殴り書きの計算ではなく、常に記述式を意識して問題を解く

が効果的です。

物理は「公式を理解して暗記している受験生」と「公式を暗記しているだけの受験生」で大きく差が開きます。

生物の傾向と対策

対策方法が集まり次第、掲載いたします。

地学の傾向と対策

対策方法が集まり次第、掲載いたします。

現役学生から神戸大学受験生への応援メッセージ

神戸大学対策では、どの科目も特に重要なのが「スピード」でした。

スピードは一朝一夕で身に付く能力ではなく、すぐにでも点数が上がる方法が欲しいという受験生には少しがっかりされたかもしれません。

しかし、だからこそ毎日コツコツ対策し勉強をした人が神戸大学に「合格できる」と言えます。

このページが神戸大学を受験する受験生のお役に立つことができたなら幸いです。

皆様の大学受験を心から応援しております。頑張ってください!

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